株、「肺炎治療薬」効き目は短期か 483円高も弱気勢が買い戻しの域
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6日午前の東京株式市場で日経平均株価は前日比483円高の2万3803円で終えた。新型肺炎の治療薬開発が報道され、感染拡大による景気減速への懸念がやや後退したことが大幅高の一因とされる。ただ、市場では弱気なポジション(持ち高)を組んだ短期筋がひとまず買い戻しただけとの見方が目立つ。午後のトヨタ自動車(7203)など企業決算や肺炎の動向を見極めたいとの声も多く、短期で上下する相場が続く可能性がある。
新型肺炎懸念の...
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