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NTT(9432)は5日、投資家層の拡大を目的として12月末時点の株主を対象に1株を2株に株式分割すると発表した。発行済み株式数は19億5039万4470株から2倍の39億78万8940株に増える。
中長期でNTT株を保有する株主の拡大を目指し、株主を対象にした共通ポイントサービス「dポイント」の配布も決めた。3月末時点で100株以上の保有する株主が対象となる。保有期間が2年目に達すると1500ポイント、5年目には3000ポイントを進呈する。初回の20年3月末はNTT株の保有期間が2年以上また5年未満の株主に1500ポイント、5年以上の保有で4500ポイントを配布する。
併せて発表した2019年4~9月期の連結決算(国際会計基準)は、売上高にあたる営業収益が前年同期比2%増の5兆8895億円、営業利益は8%減の9828億円だった。通信料金の値下げに伴い傘下のNTTドコモ(9437)の採算悪化が響いた。純利益は2%減の5476億円だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕