コカBJH、約900人の早期退職実施へ 76億円費用計上へ
コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス(2579)は5日、900人程度の早期退職を実施すると発表した。
対象は、同社グループ会社に在籍し勤続1年以上の正社員のうち、組織変更などで異動となる社員で、退職日は2020年12月末日まで。通常の退職金に加えて特別退職加算金を支給し、再就職支援会社を通じて再就職を支援する。
20年1~9月期の連結決算(国際会計基準)で、その他の費用に特別退職加算金および再就職支援費用として76億円を計上する。
同時に、未定としていた20年12月期(今期)の連結最終損益(国際会計基準)が70億円の赤字(前期は579億円の赤字)になりそうだと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で、販売が落ち込む。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕