安倍首相「働き方改革、断行の年に」
経済3団体の祝賀会で
安倍晋三首相は5日、経団連、経済同友会、日本商工会議所の経済3団体が都内で開いた新年祝賀パーティーであいさつし「(2017年は)働き方改革、断行の年にする」と語った。同一労働同一賃金や、仕事と子育て、介護を無理なく両立できるよう「先頭に立って、働き方の根っこにある文化を変えてほしい」とパーティーに参加した経営者らに呼びかけた。
併せて、安倍首相は賃上げへの取り組み強化も求めた。「給料が上がれば、家族を持てる。希望もわき、働く意欲が上がる」とし「物価上昇に後れを取らない賃上げがあってこそ、デフレから脱却し、持続的な経済発展が望める」と話した。
経団連の榊原定征会長らと2日にゴルフをしたエピソードも披露。「私としてはいいスコアで、初めて榊原さんに勝てた」と打ち明け、会場の笑いを誘っていた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕