/

日経平均、米経済統計や円安が支え(先読み株式相場)

4日の東京株式市場で日経平均株価は続伸か。前週末に発表された米経済統計が市場予想を上回る良好な結果だったことを受け、投資家心理が一段と上向く公算が大きい。米景気が堅調との見方から外国為替市場で前週末と比べ円安が進行していることも、株式相場全体の追い風となりそうだ。一方、国内主要企業の2018年4~12月期決算には減速感もみられており、決算を見極めたいとの雰囲気は残りそうで、市場では2万0700円~2万0900円程度での推移を見込む声があった。

前週末1日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比64ドル高と反発した。同日発表の1月の米雇用統計では非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に上回り、市場で懸念されていた米政府機関の一部閉鎖による影響は限定的だったことが確認された。米サプライマネジメント協会(ISM)が同日発表した1月の製造業景況感指数も市場予想を上回り、買いが優勢になった。

良好な米経済統計の結果を受けてドル買いが進み、外国為替市場で円相場は1ドル=109円台半ばまで下落している。今年の円相場の下限に近づいており、輸出関連株の買い安心感を強めそうだ。

もっとも、日経平均は前週(1月28日~2月1日)の週間値幅(終値ベース)が230円余りにとどまるなど、相場はやや方向感をつかみにくくなっている。現時点で19年3月期通期予想の下方修正に対する売り圧力は比較的小さいが、4日もパナソニック三菱UFJフィナンシャル・グループなどが発表を予定しているほか、週内にはトヨタ自動車などの主要企業の決算発表が残っており、手放しで上値を追いにくい雰囲気は残る。

1日の大阪取引所の夜間取引で、日経平均先物3月物は同日の清算値と比べ50円高い2万0770円で取引を終えた。朝方の日経平均は小動きで推移しそうだ。

メルケル独首相が来日し、安倍晋三首相との首脳会談が開かれる。取引終了後にファストリが衣料品店「ユニクロ」の1月の国内売上高を発表する。

海外では、米アルファベット(グーグル)などが18年10~12月期決算を発表する。今週のアジア市場は春節(旧正月)に伴う休場が多い。4日は中国(上海・深セン)や韓国、台湾、ベトナム市場が休場となる。シンガポールとマレーシア市場は半日の短縮取引となる。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン