FRB高官、早期利下げで意見割れる ブラード氏「0.50%」主張

2019/9/4 7:17
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【NQNニューヨーク=岩本貴子】米セントルイス連銀のブラード総裁は3日、「9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の利下げを活発に議論すべきだ」と述べた。ロイター通信のインタビューに応じた。一方、ボストン連銀のローゼングレン総裁は3日の講演で「今は経済指標を注意深く見極める時だ」と主張し、利下げに慎重な姿勢をみせた。

米中貿易摩擦の激化を受け、3日発表の米サプライマネジメント協会(ISM)の8月の製造業景況感指数が50を下回った。ブラード氏は「こうした状況は世界的なショックにつながり、次回のFOMCでの積極的な行動を正当化する」という。世界の債券利回りが記録的な水準に低下する中、「FRBの政策金利は流れから外れているようだ」とも指摘した。

一方、ローゼングレン氏は「米経済は2%前後の成長が続き、労働需給の逼迫が徐々に物価を押し上げるだろう」と指摘。その上で「何らかの追加的な政策調整が必要かどうかを決めるため、今後の経済指標を見極めるべき時期だ」と述べた。ただ、「リスクが現実化した際は積極的な金融緩和が適切だ」と補足した。

ブラード、ローゼングレンの両氏とも今年のFOMCで政策決定の投票権を持つ。ローゼングレン氏は7月のFOMCで利下げに反対票を投じた。

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