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「TDF」2020の投資成果は(投信ランキング)

2020/2/12 12:00
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目標年に向けて運用資産の投資比率を自動的に変えていく投資信託、ターゲット・デート・ファンド(TDF)の新規設定が相次いでいる。TDFは複数の資産に分散投資するバランス型ファンドで、運用当初は株式など値動きの大きい資産を多く組み入れ、目標年が近づくにつれて債券などリスクの低い資産の割合を増やして安定運用を目指す。2020年を目標年としたTDFを対象に投資成果を比べてみた。

今年に目標年を迎えるTDFは9本。2010年1月末から昨年末まで毎月1万円ずつ積み立てた場合(総額120万円)の評価額トップは、「アライアンス・バーンスタイン・財産設計 2020」で、同時期に一括投資した場合の評価額も最大となった。同ファンドは世界の株式と債券、REIT(不動産投資信託)を投資対象とし、アクティブ(積極)運用する。

「長生きリスクとインフレ・リスクを考えると、老後もある程度のリターンを獲得する必要がある」(アライアンス・バーンスタイン 運用戦略部の後藤順一郎マネジング・ディレクター)との観点から、目標年になっても株式の比率を50%程度で維持するのが特徴で、この間のパフォーマンスを向上させた要因とみられる。その分リスクも高めだが、株式相場が下落する局面では株式から債券へ資産配分を調整する機能が発動するという。

2位の「DCダイワ・ターゲットイヤー2020」と3位の「野村資産設計ファンド2020(愛称:未来時計2020)」は目標年を迎えても株式とREITに合わせて30%程度投資する。上位3ファンドは、目標年が近づいても一定以上リスク性資産を保有し、国内外のREITを組み入れている点で共通していた。他の6本の投資対象は国内外の株式と債券の4資産で、REITには投資しない。

直近10年では、株式相場が堅調だったことから、目標年までリスク性資産の比率を高く保つTDFの評価額が高かったようだ。運用会社によってTDFの目標年や資産対象、配分比率の変更の仕方などは異なってくる。TDFに投資する際は、自身の年齢やリスク許容度に合わせて、どんな資産で運用するのか、目標年に資産配分はどうなるのかを確認しておきたい。

(QUICK資産運用研究所 小松めぐみ)

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