中国・上海株の動向見極め(先読み株式相場)

2018/7/4 8:26
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4日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落しそうだ。ハイテク株主導で3日の米株式相場が下落したことが投資家心理を悪化させる。米国と中国が互いの製品に追加関税を発動する6日を前に、貿易摩擦問題の行方や中国・上海株式相場の動向を見極めたいとの声は多い。米市場が独立記念日で休場になるため、海外投資家を中心に買い手控えムードが広がるとみられる。

3日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比132ドル安と4営業日ぶりに反落した。顧客情報の流出問題について米政府が調査を拡大していると報じられたフェイスブックや、特許問題に絡んで一部製品の中国販売を禁止されたと伝わった半導体のマイクロン・テクノロジーといったハイテク株の下落が目立った。東京市場でも半導体株や電機株の売り材料になる可能性がある。

大阪取引所の夜間取引で日経平均先物9月物は2万1700円で終え、3日の清算値を10円下回った。日本時間朝方の円相場は1ドル=110円50銭台と、前日夕刻時点(110円90銭台)に比べやや円高・ドル安で推移している。

2日、3日の日経平均は中国・上海株式相場の下落につられて下げ幅を広げる場面があった。上海株や人民元相場の動きに合わせて日本の株価指数先物に売買注文が出た。それだけにきょうも市場関係者の中国マーケットへの関心は高い。

米中摩擦などを嫌気して下げていた上海総合指数は3日大引けにかけて下げ渋り、小幅高で終えた。中国株への売りが一巡したとの見方が強まると、東京市場でも安心感が広がり相場を支えそう。「上海総合指数が続伸すれば日経平均も反発する可能性がある」(国内証券のストラテジスト)との声がある。

企業の在庫管理作業を支援するクラウドサービスを提供するロジザード(4391)が東証マザーズ市場に新規株式公開(IPO)する。イオン(8267)や良品計画(7453)などが3~5月期決算を発表する。米国は独立記念日で全市場が休場。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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