株、過去最大の原油逆襲も響かず しぼむオイルマネー
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3日午前の東京株式市場で日経平均株価は前日比54円高の1万7873円で終えた。朝方に200円超上昇した後は上値の重さが目立つ。サウジアラビアとロシアが原油減産で合意するとの観測が突如浮上し、前日のニューヨーク(NY)原油先物相場はわずか1日で25%高と過去最大の「逆襲」を演じた。だが、買いが強まったのは石油関連にとどまり全体の押し上げには力不足だった。中東産油国の財政悪化を背景にしたオイルマネー...
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