ユーロ2年ぶり安値 強まるドイツ懸念、高まる金融緩和の思惑
[有料会員限定]
3日の東京外国為替市場でユーロ売りが加速し、対円、対ドルでともに2017年春以来、約2年ぶりの水準を付けた。米中の貿易摩擦の悪影響がユーロ圏最大の経済力を誇るドイツ経済に本格的に波及し始め、欧州中央銀行(ECB)が金融緩和姿勢を強めるとの見方が急速に広がったためだ。景気下支えのため、ECBがより積極的な金融緩和に乗り出さざるを得ないとの思惑がユーロ売りを促している。
朝方からユーロには断続的に売...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1295文字
関連キーワード