ピクテの萩野社長「資産運用業は人材が全て」 資産運用討論会

2019/12/3 18:07
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金融情報会社のQUICKは3日午後、都内で「変わる金融サービスと資産運用の未来」と題したQUICK資産運用討論会を開いた。パネルディスカッションで資産運用市場について議論した。

ピクテ投信投資顧問の萩野琢英社長は「資産運用業は人材が全て」と語った。日本の資産運用業を伸ばしていくためには「人材を育成し、顧客の信頼を回復しなければならない」と強調した。

SBI証券の橋本隆吾執行役員は投資信託の足元の状況について、いわゆる老後2000万円問題以降は「新規の投資家が増えている一方で、全売りしている投資家もいる」と説明した。高齢化に伴い、いったん利益を確定するために売却する投資家が増えていることを指摘した。

独立系金融アドバイザー(IFA)法人、GAIAの中桐啓貴社長は投信業界で残高が伸び悩む要因に関連し、「(積極運用で投資収益の獲得を目指す)サテライト型の投信が数年で回転していく販売スタイル」の問題点を指摘した。中長期で運用していく販売に転換することが必要だとの認識を示した。

日本資産運用基盤グループの大原啓一社長は、ファイナンシャルアドバイスの重要性を訴えた。投資信託という「モノ」の販売から、アフターフォローを含めた「コト」を提供することで投信業界が伸びていくと主張した。

討論会には約280人が来場した。パネルディスカッションのモデレーターはQUICKの北沢千秋資産運用研究所長が務めた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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