6月の日銀議事要旨、国債買い入れ「影響が様々な形で目に付く」 何人かの委員

2018/8/3 9:55
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日銀は3日、6月14~15日に開いた金融政策決定会合の議事要旨を公表した。日銀の金融緩和に伴う大規模な国債買い入れについて、何人かの委員は、国債市場の流動性や機能度に及ぼす影響について「様々な形で目に付くようになっている」と述べた。具体的には、ある委員から「新発債の業者間取引が不成立になる日が増えてきている」との指摘があった。別のある委員は、物価動向の分析に加え、緩和による国債市場への影響も「合わせて点検・議論していくことが必要」との認識を示した。

日銀が目指す2%の物価安定目標の達成に距離があることについて、何人かの委員は「最近の賃金・物価の弱さの背景や、これが予想物価上昇率に及ぼす影響について、しっかりと分析していく必要がある」との認識を示した。物価2%目標に向けた金融政策の情報発信のあり方について、ある委員は「コミュニケーションと広い意味でのコミットメントを改善する工夫を講じることが望ましい」との見方を示した。別の委員は「追加的なコミットメントが必要」と述べた。

海外経済については、米国の保護主義的な経済政策や英国の欧州連合(EU)離脱交渉の難航などを念頭に、何人かの委員は「このところ、海外経済をめぐる不確実性が幾分高まっている」との認識を示した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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