2017年12月13日(水)

金融ニッポン みずほFG・佐藤社長「AIで個人金融を変えていける」

2017/10/3 14:59
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 みずほフィナンシャルグループ(8411)の佐藤康博社長は3日、東京・大手町で開いた「金融ニッポン」のトップ・シンポジウム「突破口はここに」(主催・日本経済新聞社)で講演した。佐藤社長は金融とIT(情報技術)を融合した「フィンテック」が金融機関に与える影響は「新しい事業領域の拡大と既存のオペレーションの効率化」の2つだと指摘、劇的な技術の進化が金融の世界を変えるとの見方を示した。

 日本の現金決済の比率は62%と先進国の中で高い。佐藤社長は「現金を輸送、守るためにすごい社会的なコストがかかっている」と分析した。みずほFGが他の金融機関などと連携して発行を計画している電子通貨「Jコイン」が普及すれば、金融や小売り、外食業界でのコスト削減とイノベーションの創出などで10兆円の経済効果があると説明した。

 みずほFGはソフトバンクグループ(9984)と9月25日から人工知能(AI)を使った個人向け融資を始めた。佐藤社長は「宣伝もせず口コミだけで始めて1週間で3万人のアクセスがあり、(融資に使う)スコア取得者は5000人を超えた」と明らかにした。AIを使った個人向け融資では必要な店舗や要員が少ないため「圧倒的なコスト競争力がある。日本の消費者金融、個人金融の世界を変えていける」と自信を見せた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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