大塚家具の16年12月期単独、最終赤字に転落 販売不振で
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大塚家具は3日、2016年12月期の単独最終損益が16億円の赤字(前期は3億5900万円の黒字)になりそうだと発表した。最終赤字は10年12月期以来、6年ぶり。同社は高価格帯中心の商品構成から中価格帯へビジネスモデルを転換したが、大きく変わった顧客対応への順応に苦慮。消費環境の変化も相まって販売が苦戦し、3億6800万円の黒字との従来予想から一転して最終赤字に転落する。
売上高は7%減の538億円、営業損益は15億円の赤字(前期は4億3700万円の黒字)を見込む。〔日経QUICKニュース(NQN)〕