デンカ、「アビガン」の原料供給開始 5月から

2020/4/2 15:50
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デンカ(4061)は2日、新型コロナウイルスの治療薬として期待されている抗インフルエンザ薬「アビガン」の原料供給を開始すると発表した。香料や農薬、医薬品などに使われる化合物の「マロン酸ジエチル」を新潟県内の工場で5月から生産開始する。日本政府から国内での一貫した供給体制構築のため生産再開の要請を受け、決定した。

アビガンは3月31日に富士フイルムが新型コロナ向け臨床試験(治験)を始めたと発表した。デンカはマロン酸ジエチルの国内唯一のメーカー。海外製品との競合が激しくなり、17年4月に国内生産を休止していた。

業績への影響については、マロン酸ジエチルの生産再開のため、人員の再配置や他製品の減産など一時的な影響が見込まれるという。今後「開示すべき事項が発生した場合は、速やかに公表する」としている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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