10年債入札、崩れた「0.1%の壁」 日銀オペに不透明感
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財務省が2日の正午締め切りで実施した10年物国債入札の結果は「不調」と受け止められた。最低落札価格は100円07銭と市場予想の中心(100円09銭)を下回り、大きいほど不調な入札とされる平均落札価格と最低落札価格の差(テール)も5銭と前回入札(1月5日、3銭)から拡大した。予想外の低調な結果の背後には、不透明な日銀オペに対する警戒感が見え隠れしている。
「日銀の国債買い入れオペ(公開市場操作)が...
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