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米S&P、トルコ国債を格下げ 外貨建ては「ダブルBマイナス」

【NQNニューヨーク=滝口朋史】米格付け会社S&Pグローバル・レーティングスは1日、トルコ国債を格下げしたと発表した。外貨建て長期債務格付けは投機的とされる「ダブルB」から「ダブルBマイナス」に、自国通貨建て長期債務格付けは「ダブルBプラス」から「ダブルB」にそれぞれ1段階引き下げた。物価が高騰する一方で、財政赤字が膨らんでおり経済環境が不安定さを増していると指摘。通貨リラが対ドルで最安値を付けるなど変動率が高まり、金融が不安定さを増しているとの見方も示した。

中長期的な格付けの見通しは「安定的」とした。経済的な不安定さが増す一方で、政府の債務水準が依然として低水準であることが下支えするという。もっとも、借り換えの必要がある多くの対外債務を抱える民間部門の脆弱性が増しており、対外的な資金調達環境の一段の悪化やリラの下落が起これば、格付けをさらに引き下げる可能性があると警告した。

S&Pがトルコを格下げするのは、2016年のクーデター未遂事件以降の景気悪化を背景に16年7月に外貨建て格付けを「ダブルB」、自国通貨建てを「ダブルBプラス」に引き下げて以来。17年1月にはフィッチ・レーティングスが外貨建て格付けを投資適格級の「トリプルBマイナス」から投機的水準の「ダブルBプラス」に引き下げ、大手3社による格付けがすべて投機的水準になった。

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