2019年3月19日(火)

米長期金利、1カ月半ぶり3%台 利上げ加速の思惑
雇用指標改善で

2018/8/1 22:50
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【NQNニューヨーク=森田理恵】1日朝の米債券市場で長期金利が上昇している。指標となる表面利率2.875%の10年物国債利回りは一時3.01%を付け、6月中旬以来およそ1カ月半ぶりに3%台に乗せた。朝方発表された7月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数が前月比21万9000人増と、18万5000人程度だった市場予想を大幅に上回った。雇用が一段と拡大し、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ加速の思惑につながった。

7月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数が市場予想を大幅に上回ったことが利上げ加速の思惑につながっている=AP

7月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数が市場予想を大幅に上回ったことが利上げ加速の思惑につながっている=AP

1日午後に結果が発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)では、現行の金融政策を維持する見通し。ただ、雇用拡大が賃金上昇を後押しすれば、年内あと2回、来年は3回というFRBの利上げシナリオが変わりかねないとの見方が出た。

日銀が7月31日の金融政策決定会合で長期金利の上限の引き上げを決めて日本の10年債利回りが上昇し、米国債利回りにも上昇圧力がかかった面もある。米財務省は1日、来週実施する米国債の四半期定例入札の発行額を前回から増やすと発表した。発行が増え米国債の需給が緩むとの見方も債券売りを促した。

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