塩崎厚労相、年金情報流出「悪意のある攻撃を防げず誠に遺憾」
塩崎恭久厚生労働相は1日午後、日本年金機構が保有する個人情報約125万件が外部に流出したことを受けて記者会見を開いた。過去に例のない規模の個人情報が流出したことについて「悪意を持った攻撃を防げなかったことは誠に遺憾」と述べた。そのうえで、日本年金機構に対して「国民の年金を守ることを最優先に、情報が不正に利用され、今後の年金支払いに影響が出ることが万が一にもないように指示した」と説明した。
併せて、再発防止に向けて、厚生労働省内に年金機構の情報管理のあり方に関する第三者検討委員会を早急に立ち上げる方針を示した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕