Jフロントの百貨店事業、5月売上高10.5%増 訪日外国人向け好調
J・フロントリテイリング(3086)が1日発表した百貨店事業の5月の売上高(速報、既存店ベース)は、前年同月比10.5%増だった。消費増税の影響で売り上げが落ち込んだ前年からの反動で伸びた。訪日外国人の需要も引き続き好調だった。大丸松坂屋の合計は11.6%増になった。
部門別では、美術宝飾品が43.7%伸びた。訪日外国人向けの好調が寄与している。免税売り上げの全体に占める割合は5.6%になった。婦人服と婦人雑貨子供服はともに15.2%増、家具や敷物などの住文化用品は18.9%増だった。パラソルやサンダルなど、初夏向けの商品が好調だった。
同社は売り上げ増について「訪日外国人と富裕層の消費が全体をけん引している」と説明した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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