4月の都区部CPI、3年ぶりマイナス 原油安や新型コロナの影響で

2020/5/1 9:57
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総務省が1日発表した4月の東京都区部・消費者物価指数(CPI、中旬速報値、2015年=100)は、生鮮食品を除く総合が101.7と前年同月比0.1%低下した。低下は17年4月以来3年ぶり。世界的な原油安の影響でエネルギー価格が下落したことや、新型コロナウイルス感染症の拡大で外出自粛の動きが広がったことなどが響いた。

原油価格の急落を背景にガソリンや灯油の価格が落ち込み、エネルギー価格は前年同月比で4.3%下落した。新型コロナの感染拡大で訪日客が減少しているうえ、政府の緊急事態宣言を受けて外出自粛の動きも広がった。宿泊料は同7.7%下落と3月(同1.4%下落)から一段と下げ幅を広げた。4月からの高等教育無償化で私立の大学授業料が4.0%下落したことも物価の押し下げ要因になった。

一方、材料費や人件費の高止まりなどを背景に外食は上昇した。新型コロナを巡り、品薄が指摘されるマスクの価格は前年同月に比べ13%上昇した。

4月の都区部CPIで、生鮮食品とエネルギーを除く総合指数は102.0と前年同月比0.2%上昇した。生鮮食品を含む総合は102.0と0.2%上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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