2019年9月16日(月)

中国株に追い風 MSCIが組み入れ比率引き上げ 11月に20%へ

2019/3/1 7:52
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【NQNニューヨーク=滝口朋史】株価指数を開発・算出するMSCIは28日、「新興国株指数」に採用している中国本土上場の人民元建て株式(A株)の組み入れ比率を段階的に引き上げ、11月に20%にすると発表した。MSCIの指数は国際分散投資をする機関投資家の多くがベンチマーク(運用指標)に採用している。組み入れ比率の引き上げは、中国株への海外投資家からの資金流入を促すとみられ、株高の追い風となりそうだ。

当初は2段階に分けて引き上げる方針だったが、組み入れに伴う機関投資家の執行の負担を軽減するために3段階に改めた。第1段階として5月に組み入れ比率を5%から10%に引き上げ、ベンチャー企業が中心の「創業板」の大型株を組み入れる。第2段階は8月に10%から15%に引き上げ、第3段階として11月に15%から20%に引き上げ「創業板」を含むA株の中型株を組み入れる。

MSCIは2017年6月にA株の新規組み入れを発表。18年6月に採用銘柄を発表し、9月に比率を5%まで引き上げた。発表資料では「5%の組み入れが成功し、機関投資家はA株を一段と組み入れる意欲を高めている」と指摘。中国の規制当局が取引停止の大幅な減少など取引状況の改善に努力していることも評価した。

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