2019年3月23日(土)

4~6月期の設備投資3.0%増 前期比は3四半期ぶりマイナス

2014/9/1付
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財務省が1日発表した4~6月期の法人企業統計によると、金融業と保険業を除く全産業の設備投資は前年同期比3.0%増の8兆5617億円で、5四半期連続でプラスだった。プラス幅は1~3月期(7.4%)から縮小し、2013年7~9月期(1.5%)以来の小ささとなった。石油・石炭業や電気業などで前年に設備投資を増やした反動が出た。

設備投資の産業別の投資動向をみると、製造業は0.8%減。前年の給油所改修などの反動減で石油・石炭業が、新型車対応による反動減で輸送用機械が設備投資を減らした。非製造業は5.0%増えた。不動産業や卸売業、小売業で伸びた。

国内総生産(GDP)改定値を算出する基礎となり注目度が高いソフトウエアを除く全産業の設備投資は、季節調整して前期と比べると1.8%減と、13年7~9月期以来3四半期ぶりにマイナスとなった。

全産業の売上高は前年同期比1.1%増の315兆886億円。4四半期連続の増収となったものの、増加率は13年7~9月期(0.8%)以来の小ささ。製造業は0.2%増、非製造業は1.5%増だった。

経常利益は4.5%増の16兆3860億円。10四半期連続の増益だが、伸び率は2011年10~12月期(10.3%減)以来の小ささまで縮んだ。製造業が7.6%減る一方、非製造業は12.1%増えた。

財務省は今回の調査結果について、「駆け込み需要の反動の影響がみられるものの、景気は緩やかな回復基調が続いているという経済全体の傾向を反映している」とみている。

同統計は資本金1000万円以上の収益や投資動向を集計。今回の結果は内閣府が8日に発表する4~6月期のGDP改定値に反映される。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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