2019年6月27日(木)

クオールズFRB副議長、仮想通貨の拡大「金融システムにとって問題」

2017/12/1 7:45
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【NQNニューヨーク=森田理恵】米連邦準備理事会(FRB)のクオールズ副議長は11月30日、ワシントンで講演し、ビットコインなどの仮想通貨の利用が一般に広がった場合「金融システムの安定に深刻な問題となり得る」と指摘した。金融危機などの際に仮想通貨の流動性が不十分になった場合、「金融システムのほかの部分にも影響が広がりかねない」と警戒感を示した。

一部の経済学者などから中央銀行が独自で法定のデジタル通貨を発行すべきだとの議論が出ていることに関しては、世界中で広く保有されるようになった際に「深刻なサイバー攻撃の対象になったり、資金洗浄やテロリストの資金調達に使われたりする事態を強く懸念している」と述べた。法令やリスクを含めて「幅広い調査が求められる」と慎重姿勢を示したうえで「研究は続けるべきだ」と主張した。「他国の経験から学び、理解する姿勢は常に持つべきだ」とも話した。

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