2019年6月25日(火)

共産政策委員長が辞任 「人を殺すための予算」発言で

2016/6/28 22:14
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共産党の藤野保史政策委員長は28日、党本部で記者会見し、辞任を表明した。26日のNHK番組で、防衛費を巡り「人を殺すための予算」との表現を使い、批判を招いた責任を取った。当面は小池晃書記局長が政策委員長を兼任する。藤野氏が28日に志位和夫委員長に辞意を伝え、持ち回りの常任幹部会で決めた。

藤野氏は「党の方針と異なる誤った発言で、自衛隊の皆さんを傷つけた。国民のみなさんに心からおわび申し上げる」と謝罪した。参院選を巡って「野党共闘の関係者の方にも大変なご迷惑をかけた」と述べた。

藤野氏は2016年度当初予算で防衛費が5兆円を超えたことについて「人を殺すための予算ではなく、人を支え、育てる予算を優先していく」と述べた。他の出演者から問題視する声が相次いだほか、与党だけでなく、民進党など野党からも批判が続出。藤野氏は発言を取り消していた。

共産党の志位和夫委員長は27日、埼玉県川口市で記者団に、藤野氏を口頭で注意したことを明らかにしていた。

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