2019年7月17日(水)

バフェット氏、米国経済「奇跡的」と評価 株主に書簡

2017/2/26 5:47
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【ニューヨーク=山下晃】米国の著名投資家ウォーレン・バフェット氏は25日、2017年の株主総会に向けて株主への書簡を公表し、米国経済を「奇跡的」と評価し改めて米国に強気な姿勢を強調した。大統領選については言及を避けつつも「才能があり野心的な移民」が米経済を支えてきたと指摘した。

米国著名投資家のウォーレン・バフェット氏

書簡はバフェット氏が率いるバークシャー・ハザウェイの年次総会に先だって公表された。「株主への手紙」として毎年恒例となっている。

昨年の手紙では大統領選の舌戦で候補者同士がお互いを批判するなかで米国民が将来に悲観的になっていることを懸念していた。民主党候補のヒラリー・クリントン元国務長官を支持していたバフェット氏だが、今年はトランプ大統領の誕生など大統領や政治への言及はなかった。

今年の書簡では「240年前から米国は人々の創意工夫、市場制度、才能豊かで野心的な移民と法の支配が豊かさをもたらしてきた」とした。「過去何度も言ってきたが、この先もこう言うだろう。今日米国で生まれた子供は、歴史上でもっとも幸運だ」と、将来にわたって米経済に楽観的な見方を改めて示した。

今年の手紙では「賭け―どのようにあなたのお金がウォール街に流れるか」との題目をつけ、ヘッジファンドへの批判に紙幅を割いた。

ヘッジファンドが多額の運用報酬を得るにもかかわらず、コストが安く市場全体の値動きと連動するS&P500種のインデックスファンドよりも2008年以降の運用成績が劣っていると指摘。バフェット氏の試算では「過去10年で1000億ドル(約11兆円)以上も無駄にしている」と厳しく言及した。

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