万引き疑いの顔写真公開、どう思う?(クイックVote)
第190回

2014/8/23 6:07
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日本経済新聞社は「電子版(Web刊)」の有料・無料読者の皆さんを対象とした週1回の意識調査を実施しています。第190回は、アニメのフィギュア(人形)などを販売する古物商「まんだらけ」(東京・中野)でおもちゃが万引きされた事件について皆さんのご意見をうかがいます。

読者ネットアンケート

(1)万引き犯とみられる顔写真の公開についてどう思いますか

(2)万引きの罰則強化への賛否は

(3)監視カメラの設置を増やすなど防犯システムを強化すべきですか

(4)安倍内閣を支持しますか、しませんか

受付は終了しました

まんだらけによると、盗まれたのは4日。25万円で売っていた横山光輝原作の漫画「鉄人28号」のブリキ製おもちゃでした。

同社は5日、防犯カメラに映った万引き犯とみられる男性の写真をホームページに載せ、店頭にも張り出しました。顔部分はモザイクで隠しましたが、「1週間(8月12日)以内に返しに来ない場合はモザイクを外して公開する」と警告しました。

公開しようとしたのは、今後の防犯効果を高める狙いでした。

小売業者などでつくる全国万引犯罪防止機構(東京・新宿)が全国約5万店を対象にした調査によると、2013年度の万引きの推定被害額は837億円。同機構は「倒産に追い込まれる例も少なくない。業者が厳しい姿勢を見せないと集中的に狙われる」としています。

しかし警告には問題もあります。犯罪者と断定してモザイクのない顔写真を公開すれば、名誉毀損罪に当たる可能性があります。ネットで顔の画像が拡散し、プライバシーの侵害に当たる恐れもあります。犯人を誤認してしまう事態も考えられます。

警視庁中野署は「容疑者が逃走したり、証拠を隠滅したりして捜査に支障が出る恐れがある」と公開中止を要請しました。要請を受け、まんだらけは13日未明に「警視庁の要請により公開を中止する」と発表しました。

19日には警視庁が岩間和俊容疑者を窃盗の疑いで逮捕しました。岩間容疑者は7日に6万4千円で売却したようです。警告については「売った後で知った」との趣旨の話をしています。

容疑者は逮捕されましたが、万引き犯とみられる人物の顔写真をホームページで公開することの是非が議論になっています。読者のみなさんはどう思いますか。

万引きは窃盗罪で、刑法で10年以下の懲役か50万円以下の罰金が科されます。非常に重い罪ですが、初犯や被害額が少ない場合は店側が万引きを見つけても、口頭で注意するだけで警察に通報しないケースも多いです。

今回の事件で活躍したのは防犯カメラです。万引きを防止する対策としては監視カメラなどの設置を増やして防犯システムを強化する案が浮かびます。ただ消費者からは「息苦しい感じがする」との声も出ています。

今回は8月26日(火)までを調査期間とし、27日(水)に結果と解説を掲載します。毎回実施している内閣支持率調査にもご協力ください。アンケートには日経電子版のパソコン画面からログインして回答してください。ログインすると回答画面があらわれます。電子版の携帯向けサービスからは回答いただけません。

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