日銀総裁、利回り曲線の操作「十分出来る」

2016/9/21 16:47
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 日銀の黒田東彦総裁は21日の金融政策決定会合後の記者会見でイールドカーブ(利回り曲線)の操作は「十分できる」と発言した。短期金利は中央銀行の政策によってコントロールできるが、長期金利は様々な要因によって決まるので操作は難しいとの見方が一般的。黒田総裁も「短期金利と同じようにコントロールできるとは言えない」との認識を示したが、その上で「現にリーマン・ショック後は長期国債を購入してきて(貸出金利の低下など)その効果が出ている」と指摘。金利を動かしてきた実績があると強調した。

 イールドカーブを操作する上で国債の購入ペースが年80兆円から増減する可能性については「現時点で大きく増加や減少は見込んでいない」としながらも、「ずっと固定するわけではない」と説明。もし減少した場合にテーパリング(緩和縮小)にならないかとの指摘には「テーパリングではない」と明確に否定。「国債の買い入れはまだ十分、スムースに可能だ」と述べた。

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