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チュルキン国連大使死去 国連事務総長「深く惜しむ」

2017/2/21 7:44 (2017/2/21 11:39更新)
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【ニューヨーク=高橋里奈】ロシアのビタリー・チュルキン国連大使が20日、ニューヨークで急死した。ロシア国連代表部によると、代表部の自室で執務中に倒れた。死因は明らかではないが、米メディアによると心臓疾患とみられる。64歳だった。安全保障理事会ではロシアの立場を強く主張する老練な外交官として知られていた。

チュルキン氏はベルギーやカナダの大使を経て2006年から国連大使を務め、ウクライナやシリア問題などを巡り欧米と対立。安保理では常任理事国の大使として自国の利益にそぐわない決議案に拒否権を行使することもあり、欧米の大使らと応酬を繰り広げてきた。

米国のニッキー・ヘイリー国連大使は「我々は常に同じものの見方をしていたわけではなかったが、彼は自国の立場を素晴らしい手腕で主張してきた」と故人をしのんだ。ロシアからの報道によるとプーチン大統領は哀悼の意を表明した。

グテレス国連事務総長は「比類ない腕利きの外交官であり、ウイットに富んだ雄弁家で才能にあふれていた」とし「彼の洞察力や手腕を深く惜しむ」との声明を発表した。

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