民主・細野氏「自主再建でいく」 代表選出馬で会見

2014/12/19付
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民主党代表選への出馬を正式表明し、政策などを説明する細野氏(19日、衆院第1議員会館)

民主党代表選への出馬を正式表明し、政策などを説明する細野氏(19日、衆院第1議員会館)

民主党の細野豪志元幹事長は19日午後、国会内で記者会見し、衆院選で落選した海江田万里代表の後任を決める党代表選(来年1月7日告示―18日投開票)への出馬を正式に表明した。これまで意欲を示してきた野党再編について「争点ではない。自主再建をしっかりやっていきたい」と述べた。

安倍晋三首相の「1強体制」に危機感を示したうえで「強い野党を作らなければならない。民主党の再生なくして政権交代はない」と強調。今回の衆院選直前に旧みんなの党や生活の党の前職が合流したことに触れ「民主党としての旗を掲げ、旗に賛同してくれるメンバーを結集していく」と語った。連合との関係については「円滑にやる自信はある。お互いの対話をさぼらない」と語った。

細野氏は衆院選前の11月中旬、前原誠司元代表らとともに、民主党を解党して政策の一致する野党勢力を結集させる構想を海江田万里代表に提案した経緯があるが、これを修正した格好だ。労組批判を展開する維新の党などとの新党結成は、再来年の参院選を控え、最大の支持団体である連合を敵に回すことになるとの判断があるとみられる。

2009~12年の民主党政権について「3年3カ月は全力でやってきたが失敗に終わった」と指摘。公示前から11議席増の73議席に伸び悩んだ今回の衆院選に関しても「完全な敗北だった」と総括した。「民主党の過去で問題があったところは率直に反省し、否定すべきは否定する」と述べ、消費増税や安全保障政策を巡って内部対立を繰り返してきた党運営の改革を主張した。党内で議論した上で決定したことには従う「フォロワーシップ」の確立を訴えた。

経済政策を巡っては、大企業が潤った恩恵が中小企業に及ぶ「トリクルダウン(浸透)」を唱えるアベノミクスに対抗し、女性や若者、中小企業を重視する「ボトムアップの経済」を訴えた。外交・安全保障政策では「現実的平和主義」を提唱し、安全保障基本法や領域警備法の制定をめざす考えを示した。

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