2019年8月20日(火)

韓国イベント事故 担当の男性職員自殺か

2014/10/18付
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【ソウル=共同】韓国ソウル郊外の城南にある野外コンサート場で地下駐車場の換気口のふたが崩れ落ち、ふたに乗っていた観客らが転落して16人が死亡した事故で、イベントの主催者側が公演開始前、観客らにふたから下りるよう注意しており、危険性を認識していた可能性があることが分かった。韓国メディアが18日報じた。

一方、地元の京畿道によると、イベントを担当した道の外郭団体の男性職員(37)の遺体が18日朝、路上で見つかった。17日夜に警察から事情聴取されており、近くの建物から飛び降り自殺した可能性がある。

17日夕に事故が起きたイベントは、複数のアイドルグループが出演する予定で、事故の時点で約700人が集まっていたとみられる。換気口のふたは周囲より約1メートル高く、数十メートル離れた舞台がよく見えるとして、開始前から数十人が上がっていたという。

会場にいた人によると、司会者は開始前に、ふたの上の人々を指さして「危ないから下りて」と呼び掛けた。しかし乗っていた人が応じないまま人気女性アイドルグループ「4Minute(フォーミニッツ)」の舞台が始まり、4曲目の途中で事故が起きた。主催者側は4曲目が全部終わるまで事故の発生を他の観客に伝えなかったとの証言もある。

近所の飲食店経営者は、ふたの上の人々が「歓声を上げてぴょんぴょん跳びはねていた。私が見ても危なそうだった」と韓国紙に話した。近くにいた観客は、ふたがたわんでいたと証言している。

換気口の大きさは縦約6.5メートル、横約3.5メートルで、金属製の格子状のふた6枚で覆われており、うち2枚が落下。上にいた人が約20メートル下の地下駐車場に落ちた。死者のほか11人が重軽傷を負った。

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