2018年7月19日(木)

試練越え、新たな一歩 阪神大震災21年

2016/1/17 7:42
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 6434人が亡くなった1995年の阪神大震災は17日、発生から21年となった。兵庫県内の各地では追悼行事があり、遺族らが地震発生時刻の午前5時46分に合わせて黙とう、犠牲者に鎮魂の祈りをささげた。遺族代表は震災を「忘れないで」と訴えた。

 震災で深く傷ついた被災地は、20年の節目を過ぎ、乗り越えた試練を国内外に発信。防災や安全の分野で生かす「ポスト震災20年」に向け新たに一歩を踏み出す。

 犠牲者の名前が刻まれた銘板「慰霊と復興のモニュメント」がある神戸市中央区の東遊園地では「1.17のつどい」(市など主催)があり、集まった遺族や市民らが約7500本の竹灯籠で形作った「1.17」の文字に点灯。今年は新たな取り組みとして公募で決まった「未来」の文字にも灯がともった。

 母を亡くした遺族代表の自営業山本広美さん(42)=神戸市東灘区=が「多くの方々に大好きな母がこの世に生きていたことを伝えたい」と追悼の言葉を述べ、久元喜造神戸市長が「経験と教訓を次の世代に引き継ぐための取り組みを進める」と決意を述べた。

 神戸市中央区の復興地区「HAT神戸」では兵庫県などが主催する式典で井戸敏三知事があいさつし、「1.17ひょうご安全の日宣言」を採択。

 震源地となった淡路島北部の兵庫県淡路市などでも追悼行事があった。

 東遊園地では3月で発生から5年となる東日本大震災の被災者も訪れ、黙とう。発生時刻の午後2時46分には東北の被災地への思いを込め、「3.11」の形に竹灯籠が並べられる。〔共同〕

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