LINE、世界デビューで見せた「もう一つの顔」
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LINEが日米同時上場し、世界の株式市場にデビューを果たした。15日の終値は東京市場で公開価格を32%上回る4345円。時価総額は9000億円を超えた。米フェイスブックなどが割拠するネットビジネスの競争に挑むことになるが、LINEにはもう一つの挑戦が待っている。韓国企業を親会社に持ちながら、日本で育った「生まれながらの多国籍企業」が、日米上場を機に踏み出すグローバル企業への脱皮である。
NYSEに「LINEの父」
米国ニューヨーク市内の「ウォー...
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