内閣不信任案を否決 衆院本会議
衆院は15日未明の本会議で、野党4党が提出した安倍内閣不信任決議案を与党などの反対多数で否決した。与党は続いて、犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」の構成要件を改め「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案を参院本会議で採決する方針だ。

内閣不信任決議案は民進、共産、自由、社民の各党が14日夜に衆院に提出した。加計学園(岡山市)の獣医学部新設、森友学園(大阪市)への国有地売却を巡り「政治の私物化」と批判。首相の国会への向き合い方を「数の力をもって押さえつける政治手法」と断じた。
