2019年2月23日(土)

カーシェアでCO2排出枠買い取り ダイムラーとスペイン政府

2017/3/14 8:05
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【フランクフルト=加藤貴行】独ダイムラーとスペイン政府は、カーシェアリングの利用促進による二酸化炭素(CO2)排出削減の取り組みを始める。500台の電気自動車(EV)によるカーシェアで生まれる排出枠(クレジット)を政府が4年間購入する。カーシェアが都市内移動の利便性だけでなく、温暖化対策の面でも評価される契機になりそうだ。

ダイムラーの子会社、カー2ゴーとスペイン環境省が13日、排出枠の売買契約を結んだ。両者はこれまでEVカーシェアで削減できる排出量を測定しており、今後4年間、対象のマドリード市内で6800トンのCO2削減効果を見込む。排出枠の購入資金は、民間の温暖化対策を促す政府系の基金から拠出する。

カー2ゴーは乗り捨て可能な「フリーフローティング」と呼ばれるカーシェアの世界最大手。マドリードでは2015年11月からサービスを始め、同国に14万5千人以上の会員を抱える。

同社は今回、1時間で充電できる新型インフラも整備し、EVカーシェアの利用を促す。乗り捨て可能なカーシェアは決まった場所に車を返す必要がないため、車の走行距離自体を減らす効果も見込める。

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