2019年9月19日(木)

イタリア政局、銀行株に波及 財政不安で金利上昇

2019/8/10 2:25
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【NQNロンドン=椎名遥香】イタリア政局の不透明感が強まったことを受け、9日のイタリア株式市場で銀行株に売りが広がった。大手ウニクレディトは一時6%超下落し、約3年ぶりの安値を付けた。イタリア国債を大量に保有する同国の銀行の経営が厳しさを増すとの懸念が背景にある。

イタリア連立政権の一角である「同盟」を率いるサルビーニ副首相=ロイター

株式市場ではインテーザ・サンパオロも一時5%弱値下がりし、中堅のバンコBPMは9%あまり下落する場面があった。銀行株安が響き、イタリアの代表的株価指数FTSE・MIBは2%超下げた。

イタリアの連立政権の一角である「同盟」が9日、コンテ内閣の不信任案を議会上院に提出した。これに伴ってイタリア財政への不安が高まり、伊国債の利回りが大幅上昇(価格は下落)。銀行が保有する国債の評価損益が悪化するなどの見方につながった。イタリアの長期金利は一時、前日比0.3%近く高い1.8%台前半まで上昇し、ほぼ1カ月ぶりの高水準を付けた。

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