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IoTの個人情報保護「関わっていく」 政府関係者ら討論

2015/6/9 16:48
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「世界ICTサミット2015」(日本経済新聞社・総務省主催)は9日午後、「IoT推進への政策的対応」をテーマに政府関係者らがパネル討論した。後半はIoTを推進する上で問題になるプライバシーの保護などについて意見を交わした。

討論する(左から)サム・パルトリッジOECD科学・技術・イノベーション局シニア・ポリシー・アナリスト、ウォルフガング・ドルスト・ドイツ情報技術・電気通信・ニューメディア産業連合会インダストリー4.0部門長、ジェームズ・セント・ピエール米国国家標準技術院・情報技術研究所副所長、ヘンリー・クェック・シンガポール情報通信開発庁課長補佐(9日午後、東京・大手町)

討論する(左から)サム・パルトリッジOECD科学・技術・イノベーション局シニア・ポリシー・アナリスト、ウォルフガング・ドルスト・ドイツ情報技術・電気通信・ニューメディア産業連合会インダストリー4.0部門長、ジェームズ・セント・ピエール米国国家標準技術院・情報技術研究所副所長、ヘンリー・クェック・シンガポール情報通信開発庁課長補佐(9日午後、東京・大手町)

米国家標準技術院情報技術研究所ジェームズ・セント・ピエール副所長は「個人のプライバシー保護などは政府としてしっかり関わっていかなくてはならない。情報の匿名化など政策レベルで決めていく」と語った。

独情報技術・電気通信・ニューメディア産業連合会のウォルフガング・ドルスト・インダストリー4.0部門長は「機械を使用する人なのか、データをフィルタリングする人なのか、センサーのデータは誰に帰属するかをはっきりさせなくてはならない」と指摘した。

経済協力開発機構(OECD)科学・技術・イノベーション局サム・パルトリッジ・シニア・ポリシー・アナリストは「IoTは高齢化社会において問題を解決する重要なツールだ。それなのに一部の国では遠隔医療サービスで、患者の自宅にも医療関係者がいなくてはならないなどの規制があり不便だ。こうしたことを改善するために、各国の省庁と議論を重ねていく」と説明した。

シンガポール全域のセンサーネットワーク計画を立案する中心チームに属する同国情報通信開発庁のヘンリー・クェック課長補佐は「IoTの国際標準化には対応したいが、決めるのは時期尚早だ。海外団体の動きなどを見極めたい」と話した。

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