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「IoT推進へ官民でデータ共有」 政府関係者ら討論

2015/6/9 16:34
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「世界ICTサミット2015」(日本経済新聞社・総務省主催)は9日、「IoT推進への政策的対応」をテーマに政府関係者らがパネル討論を行った。前半ではIoT(モノのインターネット)を取り入れた産業現場や生活インフラの動きを紹介し、公共材としてのデータを官民で共有することの重要性を指摘した。

基調報告する総務省の鈴木茂樹情報通信国際戦略局長(9日午後、東京・大手町)

経済協力開発機構(OECD)科学・技術・イノベーション局のサム・パルトリッジ・シニア・ポリシー・アナリストは「どの分野でデータを共有するか、政府と民間で考えるべきだ」と語り、道路の渋滞情報などを共有することで環境に配慮した鉄道やバスの交通システムができると述べた。

独情報技術・電気通信・ニューメディア産業連合会インダストリー4.0のウォルフガング・ドルスト部門長は、IoTを取り入れた最新工場の事例を説明。「消費者が商品の設計や生産プロセスに参加できるようになった」と話した。

総務省の鈴木茂樹情報通信国際戦略局長は基調報告で「競争だけでは進まない。投資インセンティブも考慮した政策を進める」と話した。また、個人情報保護やプライバシーへの配慮をしながら、ビッグデータの情報公開をできるだけ進める必要性を説き、「医療や福祉など公共性の高いデータを共有することで経済活動の活発化につながる」と指摘した。

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