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「IoTはネット側も安全網を」 専門家らパネル討論

2015/6/9 14:20
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「世界ICTサミット2015」(日本経済新聞社・総務省主催)は9日、「スマート技術でつくる豊かな暮らし」をテーマに国内外のICT(情報通信技術)企業幹部や専門家がパネル討論した。後半は「IoT(モノのインターネット)」の発展がもたらす課題について議論を深めた。

討論する(左から)中国・華為技術の閻力大・法人向けICTソリューション事業グループプレジデント、ノキアのジュゼッペ・タルジア(セキュリティ担当)バイスプレジデント、NTTファシリティーズの筒井清志社長、米コーネル大のホッド・リプソン教授(9日、東京・大手町)

閻力大・華為技術(中国)法人事業部門社長はドイツの「インダストリー4.0」などの事例に触れ、「ICT技術を既存の産業とどう組み合わせるかが課題だ」と指摘。今後の発展には「スマートフォン(スマホ)のようにオープンな基盤を構築していくべきだ」と強調した。

ノキア(フィンランド)のジュゼッペ・タルジア副社長は「IoTではスマホだけでなく様々な端末がつながり、セキュリティーレベルも異なる。端末だけでなくネットワーク側に自律的に被害を防ぐ機能が必要になる」と指摘した。

NTTファシリティーズの筒井清志社長も「電源設備などインフラ自体もネットワーク経由で制御する。これが攻撃を受けて通信ビルをシステムダウンさせるわけにはいかない」と包括的なセキュリティー対策の重要性を訴えた。

米コーネル大学のホッド・リプソン教授は「自律走行車が普及した際に、ネット経由の攻撃を仕掛けて事故を起こさせるケースも考えられる。バーチャルとリアルの双方に防御策が必要になってきたのが新しい課題だ」と語った。

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