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「オープンな環境が技術革新生む」 専門家らパネル討論

2015/6/9 13:25
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「世界ICTサミット2015」(日本経済新聞社・総務省主催)は9日、「スマート技術でつくる豊かな暮らし」をテーマに、国内外のICT(情報通信技術)分野の企業幹部らがパネル討論した。ICTが高度化することで、ビジネスや日常生活にもたらされる影響を紹介した。前半では利便性だけにとどまらず、セキュリティーなどの課題について議論を交わした。

討論する(左から)中国・華為技術の閻力大・法人向けICTソリューション事業グループプレジデント、ノキアのジュゼッペ・タルジア(セキュリティ担当)バイスプレジデント、NTTファシリティーズの筒井清志社長、米コーネル大のホッド・リプソン教授(9日午前、東京・大手町)

中国・華為技術(ファーウェイ)の閻力大法人部門社長は、「ICTのインフラを最大限に活用すれば、開発者が裾野広く加わったうえで、技術革新を生み出せるオープンな環境をつくれる」と説明した。

ノキアのジュゼッペ・タルジア副社長は、ネットワークで膨大な端末がつながり、データを大量処理するようになる将来像に触れた。「ファイアウオール(安全隔壁)が実質的になくなり、インフラの末端にいたるまで高いセキュリティーを求められる」と指摘し、業界や国を超えた連携を求めた。

こうした流れを受けて、NTTファシリティーズの筒井清志社長は「2007年にICTが電力消費に占める割合は2%程度にすぎないが、20年には倍になる」との視点を示した。エネルギー消費のデータを収集し、学習能力を生かした分析による省エネ策を紹介した。米コーネル大学工学部のホッド・リプソン教授は「人工知能(AI)を使うことで、エネルギー、通信や物流などを効率的に制御できるようになる」と説明を加えた。

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