トップ > 特集 > 7日の概要 > 記事

・トップ ・プログラム ・講師紹介 ・ストリーミング

AI活用で効率的な医療提供可能 企業幹部が討論

2016/6/7 18:09
保存
共有
印刷
その他

「世界ICTサミット2016」(日本経済新聞社・総務省主催)は7日、「ヘルステックが拓く新ビジネス」をテーマにICT(情報通信技術)をヘルスケア分野に応用する先進企業の幹部がパネル討論した。世界的に高齢化が進むなか、ウエアラブル機器や人工知能(AI)を活用することで効率的な医療提供が可能になるとの指摘が相次いだ。

「ヘルステックが拓く新ビジネス」をテーマに討論する(左から)ヘルス2.0のマシュー・ホルト共同会長、メドピアの石見陽社長、日本IBMの吉崎敏文執行役員、米ジョンソン・エンド・ジョンソンのスチュアート・マクギガンCIO(7日午後、東京・大手町)

「ヘルステックが拓く新ビジネス」をテーマに討論する(左から)ヘルス2.0のマシュー・ホルト共同会長、メドピアの石見陽社長、日本IBMの吉崎敏文執行役員、米ジョンソン・エンド・ジョンソンのスチュアート・マクギガンCIO(7日午後、東京・大手町)

最新技術のヘルスケアへの応用を推進する国際コミュニティーを立ち上げた米ヘルス2.0のマシュー・ホルト共同会長は「新しいテクノロジー企業が次々にヘルスケア分野に参入している」と語った。患者が血圧データをスマートフォン(スマホ)から入力し、医師から健康指導を受けられるようにするサービスを紹介。「医師と患者がICTによって直接つながることができるようになった」と述べた。

スマホを様々な機器と接続して遠隔診療に活用する実例も取り上げ、病院以外での医療の提供をICTが後押ししていると指摘した。

医師向け情報サイトを運営するメドピアの石見陽社長は「医師が互いの知見を共有して集合知として活用すれば、より良い治療に専念できる」と話した。

日本IBMの吉崎敏文執行役員は、AI技術を活用したコンピューター「ワトソン」の活用例として、「東京大学では遺伝子解析の分野の大量の論文やデータを解析して、がんに関連する遺伝子変異を特定するのに使われている」と話した。ワトソンを使うことで「過去の類似処方や診察情報から治療法の候補を示し、予測される効果を計算することもできる」と述べた。

日経電子版が最長2月末まで無料!
初割は1/24締切!無料期間中の解約OK!

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ

電子版トップ特集トップ