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米オラクル幹部「クラウドの次は分散処理の時代」

米オラクルのグループ副社長、ロバート・シンプ氏は7日、「世界ICTサミット2016」(日本経済新聞社・総務省主催)で講演し、「現在のクラウドコンピューティングの先に、ユーザーの近くでデータ処理をする分散コンピューティングの時代が来る」と語った。例えば、数百台ものスマートフォン(スマホ)の処理能力を組み合わせることで、ユーザーの近くにクラウド環境を実現することも可能になるという。

講演する米オラクルのロバート・シンプ・グループ副社長(7日午前、東京・大手町)

こうした技術はスマホなどのデバイス同士が近距離で直接データをやりとりする「ピアトゥーピア(P2P)」と呼ぶ技術を利用する。スマホの高性能化が進み、200~300メートル以内の距離ならば、ネットワークを介さずにデバイス同士で直接データをやりとりできるという。

スマホだけではなく、ロボットや自動車、機械もピアトゥーピアを使ってユーザーの近くでデータ処理を行うことができる。こうした分散処理システムで利用するアプリケーションは、「マイクロサービス」と呼ぶ小規模アプリを多数組み合わせて実現する。仮想通貨のビットコインを使ったサービスも、多くのコンピューター上でマイクロサービスを動かすことによって実現している。

通常のコンピューターで利用するアプリは10年使うことを想定して開発するが、こうしたマイクロサービスを使ったアプリは1日や数時間単位の利用を想定しており、開発手法も従来と大きく変える必要がある。

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