FOMC議事要旨公表 一部委員「利上げはきわどい判断」
【ワシントン=長沼亜紀】米連邦準備理事会(FRB)は6日、9年半ぶりの利上げを決めた12月15~16日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表した。多くの委員が、労働市場が改善し物価上昇率も目標の2%に向かうとの合理的な確信が得られたことを踏まえ「金融政策の正常化(利上げ)を始めるのが適当」だと語った。ただ一部の委員は物価情勢の不確実さを理由に「利上げはきわどい判断」との見方を示した。
一部の委員からは原油や資材・物品価格の低下に加え、ドル高が続く可能性があることもあり、物価の下振れリスクが依然大きい点を懸念する意見が出た。利上げのペースに関しては「今後の経済情勢を踏まえると、緩やかなものにとどまる」と予測。ただし「状況次第で、正常化のペースを加速もしくは減速する必要が出てくる」と強調した。











