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中国・華為、アマゾンのAI使うスマホ 米開拓の目玉に

【ラスベガス=兼松雄一郎】中国・IT(情報技術)大手の華為技術(ファーウェイ)は5日、米家電見本市「CES」で、米アマゾン・ドット・コムの人工知能(AI)「アレクサ」を搭載した旗艦スマートフォン(スマホ)「メイト9」を米国で発売すると発表した。アマゾンのAIに最適化された初めてのスマホで、音声操作がしやすいのが特徴。米国開拓の目玉商品として、まずはアマゾンに加えベストバイなどの小売店から販売を始める。今後は通信会社の販路を開拓していくという。

発表会に登壇したアマゾンのスティーブ・ラブチン副社長は「アレクサは『スタートレック』の世界に刺激を受けたもので、理想の実現にまた近づいた。これは両社の連携の始まりにすぎない」と語った。スマホでは、アマゾンはかつて自社開発に取り組んだが在庫の山となり挫折していた。AIの提供という形でようやく再挑戦への足がかりをつけた。

一方、旗艦スマホの投入で本格的な米国展開に乗りだしたファーウェイは、人気が出始めているアマゾンのAIを使った音声自動応答をいち早く取り込み普及を急ぐ。同社は英語圏での音声応答以外では、自社開発のAIも併用する。

スマホに搭載する米グーグルOS「アンドロイド」に最適化した形で、データをうまく整理し、処理が遅くならないようにするソフトも使う。電池は4千ミリアンペア時の大容量とし最大2日間持つようにした。独ライカカメラと組み開発した、レンズが2つの「デュアルカメラ」も採用した。価格は599.99ドル(約7万円)と性能に対して安く抑えた。

取材に応じたファーウェイの余承東・消費者向け部門最高経営責任者(CEO)は「我々は世界一のスマホを作っている。将来をにらみ世界最大の市場である米国開拓の優先順位を上げた」と語った。従来、ファーウェイは消費者向けビジネスでは中国の国内市場が急成長していたため、米国にはあまり力を入れていなかった。

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