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米大統領選、国境の街は…目立つ保守色

2016/11/6 6:56
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2011年に下院議員銃撃事件が起きたアリゾナ州のセーフウエイ
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2011年に下院議員銃撃事件が起きたアリゾナ州のセーフウエイ

 米大統領選は8日の投票日を前に、最後の激戦が続いている。共和党のドナルド・トランプ候補が「国境に壁をつくる」と訴え、選挙情勢が関心を集めるアリゾナ州をみる。

 2011年1月、アリゾナ州郊外のカサス・アドベスで当時のガブリエル・ギフォーズ下院議員が頭部を撃たれて重傷を負った銃乱射事件が起きた現場のスーパーマーケット、セーフウエイ。買い物に訪れていた退役軍人のダグラス・マクレインさん(88)は「登録は民主党なのでヒラリー・クリントン候補に投票する。昔は保守だったが、年をとるにつれてリベラルになってきた」と語る。だが、選挙の見通しについては「トランプが勝つんじゃないかな。アリゾナは伝統的に保守が強い地域だから」と予想する。

退役軍人のダグラス・マクレインさん(88)

退役軍人のダグラス・マクレインさん(88)

ガードマンのジョゼフ・ボウさん(63)

ガードマンのジョゼフ・ボウさん(63)

 ガードマンのジョゼフ・ボウさん(63)は「党派は特にない。トランプには投票しないと思う。言っていることが実行できるとは思わない。壁をつくっても、どうしても来るという人間を止めることはできない」と話す。

 アリゾナ州は人口の3割を中南米系(ヒスパニック)住民が占める。ボウさんは「死んだ妻はメキシコ系だった。ヒスパニックだからどうこう、ということではなく、問題は不法入国かどうかだ。雇うのがいけないんだ」とも語った。

アリゾナ州に立つジョン・マケイン上院議員の選挙用看板
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アリゾナ州に立つジョン・マケイン上院議員の選挙用看板

 大統領選でアリゾナ州は伝統的に共和党が強く、1952年以降で民主党が勝利したのは92年のビル・クリントン氏だけだった。元大統領夫人でもあるヒラリー氏はアリゾナに勝機あり、とみて攻勢をかけている。

 選挙の立て看板は「トランプ-ペンス(副大統領候補)」、この州で立候補しているジョン・マケイン上院議員のものは数多くあったが、目にした限りでは「クリントン-ケイン(副大統領候補)」はみあたらなかった。

(アリゾナ州で、編集委員 大石格)

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