北朝鮮ミサイル3発、奥尻島沖200キロに落下
防衛省、1000キロ飛行

2016/9/5 15:31 (2016/9/5 17:50更新)
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防衛省は5日、北朝鮮が同日午後0時13分ごろに同国西岸の黄州(ファンジュ)付近から東北東方向の日本海に向け弾道ミサイル3発を発射したもようだと発表した。いずれも約1千キロメートル飛行し、日本の排他的経済水域(EEZ)内に当たる北海道奥尻島の西200~250キロメートルの海域に落下したと推定される。

防衛省によると、日本のEEZ内への落下は8月3日に続いて2回目。北朝鮮が発射した弾道ミサイルは今年に入って21発目。自衛隊のF2戦闘機やP3C哨戒機が落下した付近の海域を捜索している。

安倍晋三首相は5日、北朝鮮による日本海への弾道ミサイル発射を受け、情報収集や分析などに全力をあげるよう関係省庁に指示した。首相指示は(1)情報収集・分析に全力をあげ、国民に迅速・的確な情報提供を行う(2)航空機や船舶などの安全確認を徹底する(3)不測の事態に備え、万全の態勢をとる――の3点。首相は外国訪問中で、菅義偉官房長官を通じて伝えた。

菅長官は5日夕の記者会見で「米国、韓国と緊密に連携をとりながら、情報の収集・分析につとめている」と述べた。

防衛省は「わが国に対する安全保障上の重大な脅威であり、深刻な懸念を表する」と批判する立場を発表。内閣官房は「明白な国連安全保障理事会決議の違反だ」として北朝鮮に厳重抗議する方針を表明した。稲田朋美防衛相は5日午後に予定していた陸上自衛隊練馬駐屯地(東京)の視察を取りやめた。

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