2019年8月23日(金)

南シナ海「国際社会の懸念」 岸田外相、ベトナム首相と確認

2016/5/6 1:07
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【ハノイ=秋山裕之】岸田文雄外相は5日、ベトナムの首相府でグエン・スアン・フック首相と会談した。中国が軍事拠点化を進める南シナ海を巡り「一方的な現状変更は国際社会共通の懸念である」との認識で一致した。東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国が南シナ海問題で足並みをそろえるのが重要であることも確認した。

ベトナムのグエン・スアン・フック首相(右)と握手する岸田外相(6日、ハノイの首相府)=ロイター

岸田氏は日中関係について「緊密な経済関係を持ち、地域においても様々な利害がある。戦略的互恵関係に基づいて改善に努めている」と説明した。フック氏が今月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の拡大会合に参加するのを踏まえ、同会議での日ベトナム両国の連携を確認した。

4月に首相に就任したばかりのフック氏は「安倍晋三首相から祝電をいただき感謝する」と伝え、安倍首相の年内のベトナム訪問を招請した。岸田氏は「広い範囲の戦略的パートナーシップを発展させたい」と述べた。

この後、ファム・ビン・ミン副首相兼外相と同国迎賓館で会談した。岸田氏は、ベトナムの海上警備能力を高めるため、日本から新造巡視船の供与に向けた調査を加速すると約束した。ベトナムの海上警察の人材育成を進める方針も伝え、両国の防衛協力拡大で一致した。

岸田氏は6日、同国序列2位のチャン・ダイ・クアン国家主席と会談する。

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