民進・細野氏、離党の意向表明 都民フとの連携も探る

2017/8/4 15:52 (2017/8/4 19:20更新)
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 民進党の細野豪志前代表代行は4日、離党する意向を表明した。自民党に代わる保守の受け皿となる新党の結成をめざし、東京都の小池百合子知事が実質的に率いる「都民ファーストの会」との連携も探る。要職を歴任した細野氏に同調する動きが広がるかどうかが焦点。蓮舫代表の辞任表明に伴う代表選まで残り1カ月を切る中、民進党の遠心力は強まっている。

 細野氏は、自ら立ち上げた議員グループ「自誓会」の会合で、出席した約10人の国会議員らに離党する意向を伝達。会合後、都内で記者団に「もう一度政権交代可能な二大政党制をつくりたい。党を出て、新たな政権政党をつくる決意で立ち上がりたい」と述べた。

 会合に出席した階猛衆院議員によると、慰留する声が出たものの、現時点で細野氏の離党に同調する議員はいなかった。民進党を除名された長島昭久元防衛副大臣らも新党結成に意欲を示しており、細野氏が政権の受け皿づくりで協調していくとの見方も出ている。

 細野氏は2000年6月の衆院選に旧民主党から出馬して初当選。同党が政権与党だった当時は、環境相や党政調会長などを歴任し、野党に転落後は幹事長も務めた。今年4月には、蓮舫執行部の憲法改正に対する姿勢や共産党との野党共闘を批判し、代表代行を辞任した。

 細野氏の離党は、支持率が低迷する民進党に打撃となりそうだ。最近では、長島氏のほか、離党届を出した藤末健三参院議員も1日に除名された。7月2日投開票の東京都議選の直前には公認候補の離党が相次ぎ、結果は惨敗。責任をとって辞任する蓮舫代表の後任を決める代表選の準備が始まったばかりの有力議員の離党騒ぎは、党の求心力低下を浮き彫りにした。

 民進党には「都民ファーストが国政に進出すれば加わりたい」と語る議員も少なくない。来年12月までに必ず実施される衆院解散・総選挙をにらみ「離党ドミノ」が収まるかどうかは見通せない。

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