首相、働き方改革へ16年度内に計画
「最優先課題は経済」 内閣改造後の会見で強調

2016/8/3 19:13
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 安倍晋三首相は3日夜、内閣改造後に記者会見し「参院選で戦後最も安定した政治基盤を獲得した。約束した政策をスピード感を持って実行していく。しっかりと結果を出していきたい。最優先課題は経済だ」と表明した。「あらゆる政策を総動員して世界経済のリスクに立ち向かい、デフレからの脱却速度を最大限まで引き上げていきたい」と強調した。

 働き方改革の担当相を新設して加藤勝信一億総活躍相に兼務させたことに触れ「2016年度内をめどに具体的な実行計画を取りまとめてもらい、スピード感を持って実行していく」と述べた。

 「成長の主役は地方だ」とも訴えた。地方創生相として初入閣した山本幸三氏を「野党時代から政策をともに練り上げてきた」と紹介しつつ「規制改革担当相を兼務してもらい、徹底的な改革を通じ、地方の持つ可能性を大きく開花させたい」と期待を示した。

 政府と日銀との連携を問われると「日銀の黒田東彦総裁を信頼している。日銀は2%の物価安定目標に向かってしっかりと政策手段をとっていく。政府・日銀が一体となってデフレ脱却に取り組んでいく」と語った。

 丸川珠代氏を環境相から五輪相に横滑りさせたことに関し「東京選出で、環境政策に通じている」と説明。「(20年の東京五輪・パラリンピックを)必ず成功させる決意だ」とし、8月下旬のリオデジャネイロ五輪閉会式に出席する考えを明らかにした。

 外交政策については「中韓両国との関係強化、日ロ平和条約の締結交渉を確実に進める」と力説。北朝鮮のミサイル発射を「わが国の安全保障にとって重大な脅威で、許しがたい暴挙」と批判した。

 今回の内閣改造でポスト安倍をうかがう一人で、地方創生相を務めていた石破茂氏が閣外に出ることになった。首相は「今後も共に力を合わせて協力してもらえると確信している」と述べた。

 自民党役員人事を巡っては、幹事長に起用した二階俊博氏を「百戦錬磨の政治家」と評価し、政策に挑戦していく強力な布陣と位置づけた。自民党総裁任期の延長論に関しては「私の任期はまだ2年ある。任期の延長は全く考えていない」と述べるにとどめた。

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