タカタ支援、オートリブ社長「リストラ参加に関心」

2017/2/3 7:20
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【シュツットガルト=加藤貴行】エアバッグ世界最大手、オートリブ(スウェーデン)のヤン・カールソン社長は2日、経営再建中のタカタの支援に名乗りを上げていることに関し、「(タカタの)いくつかの部品やリストラに加わることに関心がある」と述べた。同時に「自動車メーカーが決めることだ」とも指摘し、顧客の自動車メーカーの意向を優先する考えを示した。細かい支援の提案内容の言及は避けた。

2016年12月期決算の電話会見で述べた。オートリブがタカタのスポンサーになると業界シェアが高くなる懸念があることについて、カールソン社長は「顧客が高くなるシェアを許容するかどうかにかかってくる」と答えた。

16年12月期決算は、純利益が前の期比23%増の5億6710万ドル(約640億円)、売上高は10%増の100億7360万ドルだった。売上高の5割強を占めるエアバッグは日本や欧州が伸びて4%増収。タカタから取引を変えた顧客も出たもよう。レーダーやカメラなどの自動車安全関連の部品は2割伸びた。

日本の売上高は42%増の9億4970万ドル。日信工業と設立した合弁会社の効果が表れた。

17年12月期は欧州や中国、日本が伸び、売上高は為替の影響を除いて4%の成長を見込む。売上高に占める研究開発費の割合を前期の6.5%から最大7%に高め、自動車安全システムの技術開発などの投資を優先する。売上高営業利益率は最大8.5%と前期の8.8%から低下する見通しだ。

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